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栄養カウンセリング室より
妊活食べ物Q&A ルイボスティー
妊活食べ物Q&A ルイボスティー
こんにちは☀
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。
栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。
Q.カフェインはよくないと聞いたので、コーヒーや緑茶の代わりにルイボスティーを飲んでいます。妊娠にも効果があるのですか?
A.ルイボスティーを飲まれている患者様は多いですね😊
もちろん、第一の理由はノンカフェインであることですが、妊娠への効果を期待して飲まれている方もいらっしゃいます。
では、ルイボスティーを飲むと妊娠しやすくなるかというと、残念ながらそのような医学的根拠は得られていません😢
ポリフェノールの1種であるフラボノイドを含み、抗酸化作用が期待できるので、そのような良い評判が立ったのでしょう。
味や香りはとてもよいので、飲み物の一つとして楽しまれるといいですね💕
さて、このポリフェノールですが、妊娠後期に摂り過ぎるとお腹の赤ちゃんに影響することが疑われる研究報告が出てきています。
具体的には、胎児動脈管早期収縮(胎児の動脈管が早期に閉じてしまい、肺への血流が増加し、その結果、肺や心臓への負担が増し、胎児の命にもかかわる)が引き起こされることがあるとのことです。
研究論文では、「毎日1000mL程度のルイボスティーを摂取していた」、「摂取の中止により改善し、無事出産した」、「1ヵ月健診時、児は発育良好で心機能の異常はなかった」などが報告されています。(宮副ら,2020,周産期医学,50(7),1143-1146)
この他、別の論文において、プルーンや紅茶、ラズベリーリーフティーなどについての報告があります。
いずれもポリフェノールの過剰摂取が原因と見られていますが、どこからが過剰摂取か、判断が難しいですね
ポリフェノールにはフラボノイド以外に、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニン、緑茶🍵のカテキン、カカオポリフェノール🍫、赤ワインポリフェノール🍷など、いろいろな種類があります。
そのすべての種類と摂取量に注意を払わなければならないのか、総摂取量も問題視するべきか、個人の年齢や体質も考慮するのか、妊娠後期だけ気をつければよいのかなど、具体的な対策や基準値の設定が待たれるところです。
現時点での結論としては、「特定の食べ物を大量に継続的に摂らず、いろいろな食べ物を食べてリスクを分散する」という考え方がよさそうです。
ポリフェノールは身体によいものなので、怖がりすぎずに摂取していきましょう💕
≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2023年1月4日より、44歳以上の患者様は有料となりました)
春木レディースクリニック
管理栄養士 花田
春木レディースクリニック管理栄養士の花田です。
栄養カウンセリングでは患者様から多くのご質問・ご相談をお受けします。
このブログでも「妊活食べ物Q&A」としてお伝えしていきます。
Q.カフェインはよくないと聞いたので、コーヒーや緑茶の代わりにルイボスティーを飲んでいます。妊娠にも効果があるのですか?
A.ルイボスティーを飲まれている患者様は多いですね😊
もちろん、第一の理由はノンカフェインであることですが、妊娠への効果を期待して飲まれている方もいらっしゃいます。
では、ルイボスティーを飲むと妊娠しやすくなるかというと、残念ながらそのような医学的根拠は得られていません😢
ポリフェノールの1種であるフラボノイドを含み、抗酸化作用が期待できるので、そのような良い評判が立ったのでしょう。
味や香りはとてもよいので、飲み物の一つとして楽しまれるといいですね💕
さて、このポリフェノールですが、妊娠後期に摂り過ぎるとお腹の赤ちゃんに影響することが疑われる研究報告が出てきています。
具体的には、胎児動脈管早期収縮(胎児の動脈管が早期に閉じてしまい、肺への血流が増加し、その結果、肺や心臓への負担が増し、胎児の命にもかかわる)が引き起こされることがあるとのことです。
研究論文では、「毎日1000mL程度のルイボスティーを摂取していた」、「摂取の中止により改善し、無事出産した」、「1ヵ月健診時、児は発育良好で心機能の異常はなかった」などが報告されています。(宮副ら,2020,周産期医学,50(7),1143-1146)
この他、別の論文において、プルーンや紅茶、ラズベリーリーフティーなどについての報告があります。
いずれもポリフェノールの過剰摂取が原因と見られていますが、どこからが過剰摂取か、判断が難しいですね
ポリフェノールにはフラボノイド以外に、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニン、緑茶🍵のカテキン、カカオポリフェノール🍫、赤ワインポリフェノール🍷など、いろいろな種類があります。
そのすべての種類と摂取量に注意を払わなければならないのか、総摂取量も問題視するべきか、個人の年齢や体質も考慮するのか、妊娠後期だけ気をつければよいのかなど、具体的な対策や基準値の設定が待たれるところです。
現時点での結論としては、「特定の食べ物を大量に継続的に摂らず、いろいろな食べ物を食べてリスクを分散する」という考え方がよさそうです。
ポリフェノールは身体によいものなので、怖がりすぎずに摂取していきましょう💕
≪栄養カウンセリング≫
日時:水曜 14:30~、15:30~
木曜 14:30~、15:30~、16:30~、17:30~
料金:無料(2023年1月4日より、44歳以上の患者様は有料となりました)
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